紙製簡易マスク「PetraMask」(書道半紙バージョン)
開発の経緯
2020年は新型コロナウイルス感染症の広がりによって世界中で公衆衛生が心配されています。とりわけ飛沫感染を予防するためのマスクが慢性的に不足しており深刻です。使い捨てのサージカルマスクが入手しにくいため、布製マスクや手作りマスクなど様々な種類のマスクが紹介されていますが、私は折り紙などから着想を得て紙製マスク「PetraMask」を考案しました(2020年4月22日)。
さらに、書道半紙を使うことによって、通気性が良いことを発見しました(2020年4月26日)。
なお、「Petra」とは紙(ペーパー)と三角(トライアングル)を組み合わせた造語です。
「PetraMask」(書道半紙バージョン)の特徴
1.書道半紙を折るだけ!(接着剤不要)
2.全体の方が錐体(立体的なマスク)で口元に余裕あり
3.鼻にぴったりフィット
「PetraMask」の展開図(書道半紙バージョン)
書道半紙用ファイル名「petramask_calligraphy paper.pdf」
注記
☆書道の半紙サイズで配布します。しかし、マスクは人によって合うサイズは違いますので、プリントする際は縮小拡大を適宜調整してお使い下さい。☆医学的に防疫を保証するものではなく、簡易的な紙製マスクとして紹介しています。
「PetraMask」の作り方(静止画)
1)書道半紙を使用します。個人的には百円均一ショップ「ダイソー」で販売されていた「強い半紙」が最適でした。
2)展開図データ(PDF)を書道半紙にプリントアウトしてください。プリントが難しい場合は下の説明をみながらチャレンジしてください。
3)コーティングされている紙(ツルツルした)面を内側にしましょう。
4)3番の線を折る時、角度が重要です。
5)4番の線を折りましょう。
6)5番の線を折る時、内側から見た状態です。
7)プリーツ(折れひだ)をつけておくと、顔にフィットしやすくなります。
8)完成したマスクを上から見た図です。
9)完成したマスクを斜め下から見た図です。
10)マスクを装着した状態ですが、半紙(和紙)は通気性に優れています。
11)プリーツ(折れひだ)で口元の装着感を調整できます。
12)小鼻の辺りが気になっても、マスクの上から調整できます。